5月はこどもの日や母の日など行事が多く、季節の歌を楽しむのにぴったりの時期です。保育の現場でも、子どもたちと一緒に歌える明るく親しみやすい曲を取り入れたいと考える方は多いのではないでしょうか。
この記事では、5月におすすめの「人気定番の童謡」を10曲厳選してご紹介します。こいのぼりやおかあさん、すうじの歌など、子どもたちが楽しく歌えて覚えやすい曲ばかりです。
日々の保育や季節の活動、朝の会や帰りの会にもすぐに取り入れられる内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

【5月の歌】こいのぼり
【こいのぼり】童謡・唱歌
作詞:近藤宮子
作曲:不詳
【ねらい】季節の行事に親しみ、こいのぼりの様子を楽しく表現する
① テーマ・意味
→ 子どもの成長と健康を願う歌
② 印象的なフレーズ
→「やねよりたかい こいのぼり」
屋根より高く泳ぐ姿がスケール大きく描かれている
③ 情景・イメージ
→ 青空の中で風に乗って泳ぐ大きなこいのぼり
④ 音楽的な特徴
→ ゆったりしたテンポで覚えやすく、子どもでも歌いやすい
⑤ 季節・行事との関係
→ こどもの日(5月5日)に関連する代表的な曲
【5月の歌】おかあさん
【おかあさん】童謡・唱歌
作詞:田中ナナ
作曲:中田喜直
【ねらい】 家族への親しみや感謝の気持ちを育てる
① テーマ・意味
→ お母さんへの感謝と愛情をまっすぐに表した歌
② 印象的なフレーズ
→「おかあさん なあに」
子どもがお母さんに語りかける形で始まり、やさしい関係性が伝わる
③ 情景・イメージ
→ 日常の中でお母さんと一緒に過ごすあたたかい時間(匂いや声など五感の記憶)
④ 音楽的な特徴
→ ゆったりした優しいメロディで、語りかけるように歌いやすい構成
⑤ 季節・行事との関係
→ 母の日に歌われることが多く、感謝を伝える場面にぴったり
【5月の歌】犬のおまわりさん
作詞:佐藤義美
作曲:大中恩
【ねらい】物語を楽しみながら、やりとりや言葉に親しむ
① テーマ・意味
→ 困っている相手を助けようとするやさしさと、すれ違いのユーモア
② 印象的なフレーズ
→「まいごのまいごの こねこちゃん」
繰り返しが印象的で、物語の始まりとして覚えやすい
③ 情景・イメージ
→ 迷子の子ねこと、助けようとする犬のおまわりさんのやりとり
→ でも話がかみ合わず、ちょっとコミカルな展開
④ 音楽的な特徴
→ テンポはゆったりめで、語りかけるようにストーリーが進む
→ 抑揚がつけやすく、表現しながら歌える
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はないが、物語性のある歌として日常的に親しまれる
【5月の歌】すうじのうた
【すうじのうた】
作詞:夢虹二
作曲:小谷肇
【ねらい】数に興味をもち、楽しみながら覚える
① テーマ・意味
→ 数字を楽しく覚えるための学習的な歌
② 印象的なフレーズ
→「すうじの1は なーに」
問いかけ形式で始まり、自然に考えながら覚えられる構成
③ 情景・イメージ
→ 1〜10までの数字が、それぞれ身近なもの(えんぴつ・あひる など)に例えられる
→ 数字が「形」として頭に残る
④ 音楽的な特徴
→ リズムよくテンポがあり、繰り返しで記憶に残りやすい
→ 一緒に口ずさみやすい構造
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はありませんが、幼児教育の場面でよく使われる定番曲
数を数えたり、自分の年齢や誕生月など数字に興味を持ち始めた時やすうじの歌を歌うことによって興味も持ったり関心を持つようになります。
りっちゃんせんせいすうじのうたもペープサートやパネルシアターで歌うと更に楽しくなります。
【5月の歌】動物園へ行こう
【動物園へ行こう】
作詞:海野洋司
作曲:トム・パクストン
編曲:越部信義 歌:かまやつひろし
【ねらい】動物に親しみながら、体を動かして表現する楽しさを味わう
みんなのうたやおかあさんといっしょで歌われています。
① テーマ・意味
→ 動物園に行くワクワク感と、いろいろな動物との出会いの楽しさ
② 印象的なフレーズ
→「さあ いこう どうぶつえんへ」
呼びかけるような歌い出しで、気持ちが一気に外へ広がる
③ 情景・イメージ
→ 動物園を歩きながら、ぞう・きりん・さるなどを順番に見ていく楽しい一日
④ 音楽的な特徴
→ 明るく軽快なテンポで、手拍子や動きをつけやすい
→ 動物のマネをしながら歌える“参加型”の構成
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はありませんが、遠足やレクリエーションでよく歌われる
【動物園へ行こうを弾くときのポイント】
私は左手の伴奏をコードの根音を1オクターブを親指と小指を交互に弾いているだけです。
【C】なら【ド】を交互に弾いてるだけの簡単伴奏です。
簡単なのに、重みのあるゴージャスな聞き応えになるのでおすすめです。
【5月の歌】ちっちゃないちご
【ちっちゃないちご】
作詞作曲:阿部直美
【ねらい】身近な自然に親しみながら、やさしい気持ちを育てる
「ちっちゃないちご」は春〜初夏にぴったりで、やさしい雰囲気の歌です。
かわいい手遊びの歌ですね。子どもたちから人気の曲です。
ペープサートを作って歌うと、乳児さんも幼児さんも大喜びします。
目で楽しめるものがあるといいですよね。
① テーマ・意味
→ 小さくてかわいい存在への愛着や親しみ
② 印象的なフレーズ
→「ちっちゃないちご」
シンプルな言葉の繰り返しで、耳に残りやすい
③ 情景・イメージ
→ 赤くて小さないちごが並んでいる様子や、それを見つけたときの嬉しさ
④ 音楽的な特徴
→ 軽やかでリズミカル、言葉遊びのようなテンポ感
→ 繰り返しが多く、小さい子でもすぐ覚えられる
⑤ 季節・行事との関係
→ いちごの旬である春を感じさせるが、日常的にも歌われる
【5月の歌】むすんでひらいて
作曲:ジャン=ジャック・ルソー
作詞:不詳
【ねらい】手遊びを通して、体の動きとリズムを楽しむ
👉 手遊び・導入・0〜2歳児にも使いやすい定番
① テーマ・意味
→ 手遊びを通して、体の動きとリズムを楽しむ歌
② 印象的なフレーズ
→「むすんで ひらいて」
動作と言葉がそのまま一致していて、直感的に理解できる
③ 情景・イメージ
→ 手をグーにしたりパーにしたり、叩いたりと、みんなで一緒に動く楽しい場面
④ 音楽的な特徴
→ シンプルで繰り返しが多く、テンポも分かりやすい
→ 歌いながら自然に体を動かせる構成
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はないが、保育や遊びの場面で日常的に使われる
【5月のうた】おつかいありさん
作詞:関根栄一
作曲:團伊玖磨
【ねらい】やりとりの歌詞を楽しみながら、言葉やコミュニケーションに親しむ
① テーマ・意味
→ 小さなありの頑張りと、助け合いの大切さ
② 印象的なフレーズ
→「あんまりいそいで こっつんこ」
急ぎすぎてぶつかる様子がユーモラスに描かれている
③ 情景・イメージ
→ ありさんが一生懸命おつかいに行く途中で、友だちとぶつかってしまうかわいらしい場面
④ 音楽的な特徴
→ 軽快でテンポがよく、ストーリーがリズムに乗って進む
→ 短くて覚えやすい構成
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はないが、日常の遊びや読み聞かせの延長で親しまれる
やりとりのある歌詞と親しみやすいメロディで、
子どもたちが楽しみながら歌える代表的な童謡のひとつです。
この【おつかいありさん】は、お集まり(集合)の時に流れる園もあります。
【5月のうた】ありさんのおはなし
作詞:都築益世
作曲:渡辺茂
【ねらい】小さな生き物に親しみながら、思いやりややさしい気持ちを育てる
やさしい世界観の歌なので、
👉 落ち着いた場面や導入にも使いやすい一曲
① テーマ・意味
→ 小さな生き物同士の助け合いと、やさしい気持ち
② 印象的なフレーズ
→「ちいさなありさん こんにちは」
親しみやすい呼びかけで、世界観に入りやすい
③ 情景・イメージ
→ ありさんたちが食べ物を見つけて、みんなで協力して運んだり分け合ったりする様子
④ 音楽的な特徴
→ ゆったりしていてやさしいメロディ
→ 語りかけるように歌えるので、感情を込めやすい
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はないが、自然や生き物に親しむ場面でよく歌われる
【5月の歌】すてきな言葉
作詞:未知やすえ
作曲:中川ひろたか
【ねらい】あいさつや思いやりのある言葉に親しみ、人との関わりを大切にする気持ちを育てる
👉 あいさつややさしい言葉を、歌を通して自然に覚えられる
① テーマ・意味
→ やさしい言葉や思いやりの大切さ
② 印象的なフレーズ
→「すてきなことば」
シンプルだけど、前向きで温かい印象を残す言葉
③ 情景・イメージ
→ ありがとう・こんにちはなど、日常の中で交わされるやさしい言葉によって、気持ちが明るくなる場面
④ 音楽的な特徴
→ 穏やかでやさしいメロディ
→ 言葉を大切に伝えるような、ゆったりした歌い方が合う
⑤ 季節・行事との関係
→ 特定の季節はないが、日常生活や道徳的な学びの場面で活用される
まとめ
今回は、5月にぴったりの人気定番の童謡を紹介しました。
こいのぼりやおかあさんなどの季節や行事に関する歌から、すうじの歌やおつかいありさんのように日常の中で楽しめる歌まで、子どもたちが親しみやすい曲がたくさんあります。
それぞれの歌には、季節を感じたり、言葉やリズムを楽しんだり、思いやりの気持ちを育てたりといったねらいがあります。保育の中に取り入れることで、子どもたちの表現力や感性を豊かに育てることにもつながります。
ぜひ日々の保育やご家庭で、子どもたちと一緒に楽しく歌ってみてください。



















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