実習日誌に使える実習目標や振り返りと課題を紹介します。
頭では浮かんでいるんだけど、言葉にすることが難しい場面や子どもの様子ってありますよね。是非参考にしてみてください。
実習の終わりには必ずあるであろう振り返りや、日誌に書く内容を紹介しました。
少しでも頑張っている保育学生さんに届けたくて書きました。
参考になったらうれしいです。
【3歳児】実習日誌で使える例文
【3歳児】子どもの姿
言葉の数が増え、簡単な会話が成立する。
衣服の着脱、食事、排泄などに取り組み、自分の力でやり遂げることができる。
「なんで」「どうして」と保育者に質問することが多い。
遊びたい遊具や玩具を自分の順番が来るまで待てる。
【3歳児】本日の目標・ねらい
子どもが活動へ取り組む姿を観察し、性格や好きな遊びを知る。
特定の子どもだけと関わりにならないよう、人見知りのある子どもにも気をかけて関わる。
保育者を手本に、子どもが意欲的に活動に取り組めるよう言葉をかける。
一人ひとりのつぶやきや発見に共感できるよう、ていねいに言葉を受け止める。
子どもたちが言葉で伝えあう姿を見守り、必要に応じて言葉を補うなどの援助をする。
【3歳児】振り返り・感想
自分の計画通りに活動をすすめるのではなく、その場の雰囲気や子どもの反応を受けて柔軟な対応をする必要があった。
目の前に子どもがいるつもりで、読み聞かせの練習をする必要があった。
活動時間は余裕を持って設定することで、子どもが十分に遊びこめることを学んだ。
保育者は要求がある子どもに気づけるよう、常に全体に目を配る必要があった。
子ども同士のトラブルが起きた際は、相手の気持ちに気づけるような言葉をかけ、互いが納得できる解決法を探るという援助を学んだ。
【4歳児】実習日誌で使える例文
【4歳児】子どもの姿
自分の思い通りに身体を動かし、歌いながら踊るなど二つの動作を同時にすることができる。
1〜10までの数を理解し、順番に口に出して言うことができる。
鬼ごっこ、かくれんぼ、だるまさんが転んだなど、簡単なルールがある遊びを複数人で楽しむ。
両手で鉄棒を持ち、足をけり上げて逆上がりをしようとする。
ハサミを操作して、丸や三角などの図形を切る。
【4歳児】本日の目標・ねらい
子どもが手順に迷わずにスムーズに活動に取り組めるよう、流れをわかりやすくていねいに伝える。
手洗い、うがいの必要性についてていねいに説明し、子どもが積極的に取り組める雰囲気をつくる。
子ども自身、子どもたち同士で問題を解決しようとする姿を観察する。
当番活動などをていねいに行う姿を認め、子どもが自信を持てる言葉をかける。
子どもの話したい気持ちを受け止め、ていねいに接する。
【4歳児】振り返り・感想
わからなかった場合、自分の判断で行動せず確認をする大切さを学んだ。
製作を進める早さに個人差があることを頭に入れ、早く終わった子どもへの対応も計画に取り込むべきだった。
ルールのある遊びを経験する中でルールを守って遊ぶ楽しさや大切さを伝えるのだと実感した。
子どもの発想や工夫を大切にし、その姿を認めることで作り上げた喜びを感じられるようにすることを学んだ。
【5歳児】子どもの姿
衣服の着脱や食事、排泄などを大人の手を借りずにすることができる。
ほとんどの子どもが箸を使って食事をすることができる。
当番活動を通じて、食事の準備や片付けをする。
時間や曜日、数がわかり、順番に数えることができる。
遊びの最中に友だちとトラブルが起きると、話し合って自分たちで解決しようとする。
【5歳児】本日の目標・ねらい
遊びを通して文字や数量、図形に関心がもてるきっかけを作る。
活動の準備や片付け、食事を子どもと一緒に行い、生活の仕方を知る。
言葉や目線が上からにならないように、子どもと同じ目線に立ち、対等な立場で関わることを心がける。
当番活動を通して満足感や充実感をもつ子どもの姿と保育者の関わりを知る。
一人ひとりが目標に向かって挑戦している姿を認め、自信につながる言葉をかける。
【5歳児】振り返り・感想
この活動はなぜ大切なのか、子どもの育ちにどう関わるのかを考えながら取り組むことが重要だと学んだ。
言葉で表現する大切さとともに、人の話を聞く大切さも伝える必要があることを学んだ。
積極的に身体を動かす楽しさを伝える方法を考えるべきだと感じた。
保育者が進んで身体を動かすことで遊ぶ楽しさが子どもに伝わるのだと感じた。
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